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【症例】保険診療と自費診療を組み合わせたメタルフリー治療

【症例】保険診療と自費診療を組み合わせたメタルフリー治療

2021/09/07 症例

治療概要

治療内容 保険診療と自費診療を組み合わせたメタルフリー治療 期間 6ヶ月(メタルフリー治療期間 1.5ヶ月)
治療回数 抜歯処置4回+メタルフリー治療8回 費用 保険診療
・抜歯 1本3,300円×4本=13,200円(税込)※ 埋伏抜歯の場合は1本4,000円~5,000円程度となります
・CAD/CAM(キャドキャム)冠 1本4,400円×2本=8,800円(税込)
自費診療
・セラミックインレー 1本66,000円×2本=132,000円(税込)

治療前の状態・主訴

患者様は金属が入っている歯を全て自然な白い歯にしたい、親知らずを抜きたいとのことで来院されました。

お口の中を確認したところ、金属は上に4本、下に4本入っていました。

保険診療と自費診療を組み合わせたメタルフリー治療|治療前の全体像|金属アレルギー・掌蹠膿疱症専門歯科医療サイト|もりもと歯科クリニック

患者様に治療について、歯科素材の特徴や費用をお伝えしてご説明しました。金属の入った親知らずは抜歯、お口を開いた時に見えやすい下の歯は自費診療で、正面からあまり見えない部分は保険診療で治療を行うことになりました。

治療詳細

金属の入っていた8本のうち4本は親知らずのため、抜歯処置を行いました。

右上の6番と左上の6番は保険診療をご希望でしたので、レジンとセラミックを混ぜたハイブリットレジン素材CAD/CAM(キャドキャム)冠を用いて治療を行いました。既存の金属の被せものを外し、かみ合わせに問題がないように形を整えて仮歯を付けました。2回目の診療でCAD/CAM(キャドキャム)冠を装着しました。

CAD/CAM(キャドキャム)冠について】
CAD/CAM(キャドキャム)冠とはレジンとセラミックを混ぜたハイブリットレジン素材を機械で削って作り出した白い被せ物です。202091日より、小第一小臼歯、第二小臼歯(中央から数えて45番目の歯)に保険適用が可能になりました。

右下の6番と左下の6番は、お口の中が見えた時に自然な白さと質感を実現できるセラミックスでの治療を行いました。 金属の詰め物を除去し、全体のかみ合わせを仮歯で調整し、 2回目の診療でセラミックスインレーを装着しました。

【オールセラミックスインレーについて】
オールセラミックスのインレー(詰め物)は、自分の歯とセラミックの歯の区別がつかないぐらい自然な歯を作る事ができる、汚れが付きにくい、強度があり割れるリスクも低い、といった特徴があります。自費診療での治療となります。

治療後の様子

口腔内の金属は全てなくなり、口腔内の金属が原因のアレルギーのリスクは低減されました。また、ご自身の歯と区別がつかないほど、自然な口元に仕上がり、気兼ねなくお口を開けて笑ったりお話したりしていただけるようになりました。

保険診療と自費診療を組み合わせたメタルフリー治療|治療後の全体像|金属アレルギー・掌蹠膿疱症専門歯科医療サイト|もりもと歯科クリニック

もりもと歯科クリニックでは、患者様のお話をしっかりとお聞きし、状態や体質に合わせて、費用や期間を相談して治療計画を立てております。今回の症例のように自費診療と保険診療を組み合わせて治療することも可能です。

主な副作用・リスク

CAD/CAM(キャドキャム)の材質は時間が経つと変色する可能性があります。

CAD/CAM(キャドキャム)の素材は強い力がかかった場合割れる可能性があります。

・セラミックは装着後の破損を防ぐために適切な厚みが必要です。そのため適正な量の歯を削ります。

・歯を削ったことで歯髄炎が起こる可能性があります。

・歯髄炎が起こった場合、治療回数が増える可能性があります。

保険診療と自費診療の良いところを組み合わせたメタルフリー治療が可能です

近年、金属アレルギーは増加傾向であり、金属アレルギーの原因となる歯科金属を取り除いたり、歯科金属を使わない治療を選択したりすることは全身の健康に繋がります。

また、5、6年前から、今までは金属の差し歯でしか対応できなかった部位も、保険診療で白い歯に治療できるようになりました。

保険診療では使える材質に制限があり、患者様が抱えているアレルギーは金属だけとは限らないので、なるべく体との親和性が高い素材を選ぶことをおすすめしますが、患者様のご希望をうかがい、ご相談の上、今回のように保険診療と自費診療を組み合わせて治療することも可能です。

愛媛県松山市の「もりもと歯科クリニック」では、全身の健康を意識した歯科医療を行っています。院長の森本は、メタルフリー治療の実績が年間600本以上であり、患者様に合わせた素材の選定や歯科金属を取り除く際、金属が体に入らないようにする処置、歯の破折リスクへの配慮も行い、様々なケースにご対応できるよう、患者様に治療の選択肢をご提示しております。また、メリット、デメリットをしっかりとご説明し、ご理解を頂いてから治療を行っております。

歯やお口周りに、お困りの症状や気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

下記のページもご参照ください

全身の健康を考えた治療|金属アレルギー・掌蹠膿疱症専門歯科医療サイト|松山 もりもと歯科クリニック 

もりもと歯科クリニック 歯科医師 森本将史