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CAD/CAMブリッジが2026年6月から保険適用に|メリットとデメリットを詳しく解説

CAD/CAMブリッジが2026年6月から保険適用に|メリットとデメリットを詳しく解説

2026/06/10 ブログ

こんにちは。愛媛県松山市の「もりもと歯科クリニック」院長の森本です。当院のWebサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

2026年6月から、CAD/CAMブリッジが保険適用となりました。「銀歯以外のブリッジを保険で選びたい」「金属アレルギーがあって金属の被せ物が心配」という方にとって、気になるニュースではないでしょうか。

今回は、CAD/CAMブリッジが保険適用になった背景や対象となるケース、メリット・デメリットまでわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。

CAD/CAMブリッジが保険適用になりました

2026年6月から、CAD/CAMブリッジが保険適用で治療が受けられるようになりました。対象となるのは、奥歯(小臼歯・大臼歯)が1本だけ抜けた場合の3本つなぎのブリッジです。

これまで保険適用のブリッジは主に銀色の金属製で、白いブリッジも存在はしましたが手作業による製作で手間とコストがかかるためほとんど普及していませんでした。今回からデジタル技術で削り出した白いブリッジが新たに加わります。また、お口の状態によっては、神経の残っている歯を土台として使用できる場合もあります。

CAD/CAMブリッジ適用拡大のイメージ|CAD/CAMブリッジが2026年6月から保険適用に|メリットとデメリットを詳しく解説|金属アレルギー・掌蹠膿疱症専門歯科医療サイト|愛媛県松山市もりもと歯科クリニック

出典:厚生労働省「令和6年度歯科診療報酬改定の主なポイント」

プラスチックとセラミックを混ぜた素材(ハイブリッドレジン)を使ったCAD/CAM冠(1本の被せ物)は保険診療でも以前から使われていました。また、ブリッジ自体は自費診療では、ジルコニアやセラミックを素材とした強度の高いCAD/CAMブリッジが以前から提供されています。しかしこれらとは異なる新しい「高強度なプラスチック素材」を使用した、CAD/CAMブリッジへの保険適用は今回が初めてです。

CAD/CAMとは

CAD/CAM(キャドキャム)とは、コンピュータで設計から製造までを一貫して行う技術です。歯科では、患者さまの歯型データをコンピュータ上で設計し、専用のブロック状の素材を機械で削り出して補綴物を作ります。職人の手作業ではなくデジタルで均一に加工するため、精度の安定した仕上がりが期待できます。CAD/CAMを使用した歯科の主なメリットとデメリットは、以下のとおりです。

メリット デメリット
白く自然な見た目 汚れや色がつきやすい
金属不使用(アレルギーリスクを低減) 割れるリスクがある
噛み合う歯を傷めにくい 強度を保つため、歯を削る量が金属より多くなる場合がある
精度が安定している 対応できる形状・素材に制限がある

CAD/CAMブリッジが保険適用になるメリット

模型にCAD/CAMブリッジを装着|CAD/CAMブリッジが2026年6月から保険適用に|メリットとデメリットを詳しく解説|金属アレルギー・掌蹠膿疱症専門歯科医療サイト|愛媛県松山市もりもと歯科クリニック

これまでブリッジを入れる場合、保険適用内では銀色の金属製が主な選択肢で、白いブリッジを希望すると自費のセラミックブリッジとなることが多く、費用の負担が大きくなっていました。今回CAD/CAMブリッジが保険適用になったことで、これまで費用面や素材面で踏み出せなかった方にも選びやすい状況になっています。主なメリットは以下のとおりです。

・費用を抑えたい方
自費のセラミックブリッジと比べ、保険適用内で白いブリッジを選べます

・金属アレルギーをお持ちの方
金属不使用のため、アレルギーのリスクを避けやすくなります

・見た目を気にされる方
銀歯を使わずに奥歯を補えます

ただし、適応できるかどうかは欠損の位置や噛み合わせの状態によって異なります。まずは担当医にご相談のうえ、ご自身の状態に合った選択を一緒に検討しましょう。

CAD/CAMブリッジが保険適用になるデメリット

CAD/CAMブリッジのイメージ|CAD/CAMブリッジが2026年6月から保険適用に|メリットとデメリットを詳しく解説|金属アレルギー・掌蹠膿疱症専門歯科医療サイト|愛媛県松山市もりもと歯科クリニック

CAD/CAMブリッジには、耐久性の面でいくつかの課題があります。

・対応できるケースに制限がある
前歯の欠損、奥歯でも2歯以上の連続した欠損、延長ブリッジ、インレーブリッジ(削る量が少ないタイプ)などには使用できません。

・素材の強度がジルコニアや金属より低い
現時点での強度データでは、従来の金属やジルコニアと比べると見劣りする水準です。

・長期的なデータがまだ少ない
素材自体は実績がありますが、「ブリッジ」としてお口の中で長年使われた場合の破折や脱離(外れること)に関するデータは、歴史が浅くまだ十分に蓄積されていません。

ブリッジは構造上、連結部に力が集中しやすい点は理解しておく必要があり、噛み合わせの力が強い方(歯ぎしり・食いしばりがある方)には、割れるリスクが高くなるためおすすめできない場合があります。それでも、保険適用内でメタルフリーのブリッジを選べるという点は、金属アレルギーをお持ちの方や見た目を重視される方にとって、費用を抑えながら治療の希望を叶えられる意味のある選択肢といえます。

もりもと歯科クリニックでは、ブリッジの選択肢をわかりやすくご説明します

もりもと歯科クリニックでは、患者さまお一人おひとりのお口の状態やご希望に合わせた治療をご提案しています。CAD/CAMブリッジは適応できるケースが限られており、強度・耐久性については長期的なデータがまだ少ない段階です(素材自体の実績はありますが、ブリッジとしての歴史が浅いため)。しかし、保険適用内でメタルフリーの白いブリッジを選べる点は、これまでにない大きな選択肢です。「銀歯以外のブリッジを検討したい」「自分は対象になるのか知りたい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

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